チャレンジ!はじめてのフリーランス
会社を辞める前にまず「自分はどんな分野で戦えるのか」を見極め、そのスキルを身につけるために努力してみましょう。「槍を持った戦士」がフリーランスの語源です。いままでは会社に守られて戦っていた状態から、これからは企業を相手に身ひとつで相手にしなくてはならないこともあるかもしれません。スキルが十分に戦えるレベルに達していないと、フリーランスになったのに仕事が続かなくて生活ができず、再度就職し直しということになる可能性もあります。最近では働きながら通える専門学校や通信教育もたくさんあるのでそれらを上手く利用しスキルを身につけて、自分が持っている武器を磨いて、フリーランスとして稼いでいきましょう。
フリーランスになったはいいけれど、収入が安定するまでの間に生活が厳しくなって会社員に逆戻り…という可能性もあります。しっかり会社員時代にお金を貯めておきましょう。どんなに優秀な人が独立したとしても、フリーランス1年目から十分生活ができるほどの収入を得る人は残念ながら多くないです。必要な経費分の貯金をあらかじめ準備しておくことはもちろん、1年分の生活費くらいは貯めておくようにしましょうね。
自分一人の頑張りでフリーランスとしての生活が成り立つわけでは絶対にありません。毎日頑張れるのは身近な人の理解があってこそ。周りの人、とくに家族が応援してくれることが上手に気持ちよく仕事をするための基本。無論、反対を押し切ってでもフリーランスになる!という情熱も大切です。家族に説明して理解してもらえないのであれば、計画がまだ甘いということかもしれません。計画が未完成のまま独立してしまうと、成功することは難しいです。よって、家族に報告し、理解してもらうことは何よりも大切なことです。
いまの会社を辞めることを決めたとはいえ、自分に任されていた仕事を中途半端にして退職してはいけません!源泉徴収票を出してもらう等、退職後も会社との関わりは終わりません。フリーランスとして気持ちよく仕事をするためにも、引き継ぎをしっかり行ってから会社を辞めましょうね。
フリーランスになり、最初に必要になるものは「名刺」。まずは自分の肩書や連絡先を知ってもらわないと何もはじまらないでしょう。連絡先がわからなければ、来る仕事も来ませんよね。
名刺を作るときにはフリーランス用の連絡先が必要です。仕事専用のメールアドレスを作ることが大変おすすめです。Gmailを使用すれば、新しいアドレスを簡単に入手できます。電話番号はプライベートとは別で用意した方が本当はいいのですが、最初の段階から用意するのは難しいという方は無理をしなくても問題ありません。もしくはメールアドレスだけ載せておき、後々に仕事用の電話番号を追記するという流れもあります。よって、最初はメールアドレスを載せるだけでも大丈夫ですよ。
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